作品に宿る作者の魂

やっと落ち着いて次の演奏会の準備に取り掛かっています。
今準備している中でもわりと大きな曲は次の3曲。

シューマン作曲 ピアノ5重奏曲     モーツァルト作曲 弦楽四重奏曲第17番『狩り』 

 バッハ作曲 無伴奏チェロ組曲第3番

この3曲はそれぞれの作曲家の代表作とも言えるのですが、曲を作らない私からすれば人間業とは思えないような作品です。
緻密であってそれぞれの楽器の特色がとても生かされている。バッハに関しては、何でそんなにチェロのこと知ってるの??といつも思います。

よく名作曲家の伝記を読んだりするのですが、実に面白いです。あれほどまでに完成された作品を作っていながら人間的には全然完成されていないような話も多いからです。女にだらしがなかったり、すぐに神経衰弱したり、とてつもなくダサかったりするのです。

作品というのはそれを作った人間を離れてしまうと全く別の次元のものになってしまうのでは。才能を与えられた人間が全神経を注ぎ込んで生み出したもの。その作品には、作者の一番純粋な部分が凝縮されているような気さえします。作者の人間性に共感できなかったとしても、作品から感じられる作品に対しての「誠実さ」や「純粋さ」にいつも感動します。

だから、人間の作りだすものはすごいと思うのです。

そんな作品に敬意を持って触れる毎日の幸せさ。少し前までは私を苦しめているだけの音楽のように感じていたけれども、今では私を勇気づけ、なぐさめ、魅了しています。

ぜひ、生でお聴きください。

7月15日(金) 『PMFチェンバープレイヤーズ演奏会』 
18:30~ 清田区民センター 入場料500円

◆7月16日(土) 『Bachにみちびかれて』
20:00~ GALLERY kamokamo(札幌市南区真駒内幸町1-1-15)入場料1500円(1ドリンク)ご予約は011-584-0025(GALLERY kamokamo)まで。

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