この夏は、ヴァイオリンとチェロのデュオユニット VirtuRose《ヴィルトゥローズ》(← 覚えづらくてすみません。なかなか正しく覚えてもらえない。それにくらべて「ぽっぽ」の一度で覚えてもらえる確率はほぼ100パーセント 笑) での演奏が続いております。
先日STVの5分間番組で、PMFキックオフコンサートの模様が放送されました。小学生の生徒ちゃんから「先生このまえテレビでてた!」と発見してもらいました。このサイトでいずれ見られるようになるはずです。→ http://www.city.sapporo.jp/somu/tvradio/stv.html
さて、今月の終わりにはヴィルトゥローズのサロンコンサート第2回目を開催いたします。
いつもの本番ではオリジナル曲とか小品がメインですけれども、しっかりとひとつの作品を聴いていただけるようなプログラムになっています。
前回はモーツァルトのデュオ第1番とラヴェルのデュオでもう本当に血眼になりながら練習しましたが、この2年ほどでデュオの精度も上がってきてアンサンブルとしてもやりやすくなってきています。
今回挑戦するモーツァルトのデュオ第2番はとても難しい曲です。もとはヴァイオリンとヴィオラのために書かれた曲なのでチェロにとってはなおさらです。カルテットをするようになって、全体のハーモニーを聴く感覚が研ぎ澄まされてきて、さらにどのように響きを揃えるか(音程が重要な鍵)にはとても神経を使うようになりました。どれだけやっても終わりがないし、素晴らしい作品をまえに「これで満足」と思えないところが、わたしがクラシック音楽にずっと関わり続けている理由です。
前回のサロンコンサートに来てくださった方には、2年間ふたりで築いてきたアンサンブルとお互いの音楽への信頼を。今回初めてお聴きになる方には、ヴァイオリンとチェロだけで表現する世界観の繊細さや壮大さを。感じていただくことができればと思っております。
ぜひ、いらしてください。
『VirtuRose サロンコンサート vol.2 ~華麗なるヴァイオリンとチェロの世界〜』
2016年7月30日(土)
13:00開場 13:30開演
入場料 ¥ 3000
チケット取り扱い シャコンヌ札幌店 011-221-2561 または
✉︎info@nakajimakyoko.com