初めて生の声をきく。

こんにちは。札幌は暖かくなったり寒くなったり雪が降ったり風が吹いたりとお天気がめまぐるしく変わって季節についていけていません・・。ドイツから帰国後、いくつか本番をしました。そのうちのひとつは先日4月4日にkitaraで行われたMAYUMIコンサートシリーズに仙台フィルの皆様を招いてのコンサートでした。思えば、昨年の震災が起こって以来義援金を被災地に送ったりチャリティーコンサートに出演したりとそれらしいことはしていましたが、被災された方の生の声を聞いたのは初めてのことでした。東北地方出身の親戚や友人もいませんので現場も実際には見ていません。行った人たちはみんなその現状にショックを受けて帰ってくると聞いていました。でも、私は見ていない。テレビで、津波に流される町を見た時の衝撃も既に忘れかけていますが、東北地方に住み身近にまだ立て直していない壊れた町がある方たちにとっては常に『復興』という課題が現実的にあるのですね。チェロ奏者の山本さんは、「音楽でお腹をいっぱいにすることは出来ないけれども、音楽は復興に携わる人たちの心を強くする。みなさん、ぜひ音楽会に足を運んでください」とおっしゃっていました。

そういえば、昨年は震災の一週間後がちょうどライブコンサートでした。まだ皆地震や津波のことで気持ちが沈んでいたり自粛と言っては仕事がキャンセルになったりという時期でしたがお客さんは気分転換にと足を運んでくださり、笑顔を見せてくださりました。それだけで、少しほっとしました。先日、笑うことってどんなに悲しいことがあってもできるもんなんだよね、という話をみんなでしました。例えば、大学に落ちたその日にお笑い見て笑えていた、とか、大好きだった親戚が亡くなっても次の日には何かで笑うことができた、とか。人間て結構強いんだと思います。しぶとく生きていれば何とかなるのかも。私も結構しぶとく音楽続けています。

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