ドイツ日和

こんにちは。一昨日ドイツから帰ってきて時差ボケで0時になるのにギンギンです。旅の疲れがあるはずなのに、暖かいドイツの春を満喫して、レッスンもたっぷり受けることができとても満足して帰ってきました。場所はドイツの南西部にある人口10万人ほどの都市コブレンツです。ちょうどドイツを流れるライン川とモーゼル川が合流する地点にDeutches Eck(ドイツの角)と呼ばれている場所があり、ドイツの州旗がはためいています。行きはモーゼル川沿いを、帰りはライン川沿いを歩いているともう既に花が咲いて春のように暖かく気持ちがよかったです。

コブレンツでは毎年、私が留学中に習っていた先生が講習会の講師として招かれているので何度か行ったことはあったのですが今回行くのは本当に久しぶりでした。でも街並みも変わらずゆったりとした時間が流れていました。今回持って行った曲はラフマニノフのチェロソナタ。実は意外にもコテコテのロマン派を先生に習ったことがなかった上に苦手意識があったのですが、先生の素敵すぎる音色と誠実で情熱のあるレッスンが私にとっては何よりの財産になりました。自分が表現できないのは技術の至らなさが邪魔してるとばかり思っていたのに、そうではなかった。その音楽が演奏家に求めているもの、その音楽に聴衆が求めるもの、そして何より自分がどう表現したいのか、説得力のある表現方法を私に導いてくださりました。良い音楽を聴くことのできる幸せ、良い音楽を奏でることのできる幸せは、私にとって何にも変えがたい価値のあるものです。

実は、過去に聴いたことのあるどんな立派なチェリストの音よりも先生の出す温かくつややかで躍動感のある音が大好きなんです。そんな音が出したいのです。レッスンをみっちりICレコーダーに録って先生の音を聴いてウットリするのが最近の日課になっています。

HOME
Blog Top
Twitter
Facebook
  • カテゴリー