五感を開く

先日、素敵なパーティーで少しだけ弾いてきました。テーブルコーディネーターの小林世史子さんの主催するパーティーです。いくつかの芸術作品をイメージした器とテーブルセッティングをして、フランス料理をいただきます。私は音楽担当だったので、テーマとなる作品に合わせて選曲をしました。その中でもロスコをイメージしたテーブルがあり、私は演奏終了(パーティー終了)後にこのお部屋でワンプレートランチをいただきました。     
                        

実はこの日、幼い頃から可愛がってくれていた叔母が亡くなりました。2年間の療養生活の間もずっと普通に生活していて美味しいものを食べに行ったり映画を見に行ったりと遊ぶことが大好きでした。私が東京での学生生活を送っている時には親代わり、姉代わりとなって面倒をみてくれて、親兄弟の次に一緒にいる時間が長かったかもしれません。患ってからは東京と札幌を行き気しながら回復を願い、治療に通っていました。亡くなる前日には、仕事の合間を縫って朝と夜にお見舞いをしました。この日、演奏終了後に叔母の死を知らされました。美味しいお食事と作品を前に、叔母もこんな風に美味しいものを食べたり美術館に行ったりしたかっただろうな、と思いました。

骨になってしまったら人は何も出来ない。
肉体があって命があるということは、やるべきことがある、ということなのかもしれないな。

食べたり嗅いだり聴いたり観たり感じたり。私はいつでも五感を開いていたい。

                                                                                                                                                                                                                         

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