軽やかに

今日は随分と暖かいようですが、外は雨模様です。明日から始まるモーツァルトの交響曲を練習しています。モーツァルトは弾き手次第でとても面白くなったりかなりつまらなくなったりする、弾き手のセンスが問われる作曲家。曲のポイントを言えば、活き活きと生命力のある通奏低音に自由度の高い天真爛漫なメロディー、そして実はどの声部よりも美しい内声部の絡み合いが絶妙。室内楽であろうとオーケストラであろうと、ひとりひとりのアンサンブル能力がとても大事なんです。なのに!私は今それ以前に理想的なリズム感を持って弾くことに手こずっております。

チェロを弾いて20年あまり、本格的に活動始めて2年と少し、未だに技術に関してもどかしく感じることがあり、日々練習です。以前はそんなことにばかりとらわれて中々自分の表現ができませんでしたが、この二年の試行錯誤は次第に実を結んできている感触があります。いちばん自分の能力を活かせると思った札幌という土地での活動は想像していたよりも早く広がりました。今努力していることが数年後には根を張るようになればいいと、そればかりを考えています。上手であれば活躍できるわけでもなければ、やり方次第では実力以上の活躍もできるこの世界でこれからどの様に泳いでいこうか。

どんな時でも軽やかに遊んでいたいです。私の憧れる先輩方はそうして生きているからです。

HOME
Blog Top
Twitter
Facebook
  • カテゴリー