チャイコフスキーの呪縛

この1ヶ月ほどでチャイコフスキーの大曲に関わる機会が何度かありました。チャイコフスキーは落としどころで本当にずぼっっと落とされる。それがすごいです。特別なことは何もやっていないようなのに、ありがちなのに、魅了されてしまう。ハマると怖い。チャイコフスキーの血の気が全開になるとチェロは大抵太刀打ちできません。だからもう、高音域で勝負するしかなかったりする。

チャイコフスキーの血の渦に巻き込まれる覚悟で挑んだ先日の『偉大な芸術家の思い出に』の録音が公開されました。共演の赤松林太郎さんがトリオの練習初日にupされたブログの記事をリンク します。この録音が終わった後、メンバー全員が「やっぱりロシア音楽ってロシア人のような骨格(血も含む)じゃないと到底敵わない」という実感を暗黙のうちに共有していたように思います。われながらよくこの細腕で挑んだなと思う・・
これほど客観的に自分の演奏を聴くこともあまりないので、自分に足りない部分を自覚するのにもとても良い機会でした。

もし宜しければ覚悟を持ってお聴きください(笑)
※性能良く聴くにはヘッドホンかイヤホンがお勧め。

チャイコフスキー作曲 ピアノ三重奏曲 イ単調 op.50

第1楽章 第2楽章A 第2楽章B

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