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【blog】メンデルスゾーンの室内楽、終演。ありがとうございました。

2018.11.02

もう1週間経ってしまうのか・・と思います。

10月最後の週でした。先週の木曜日から日曜日まで、とても濃密な時間を過ごしました。
東京からピアニストが到着してからの、集中リハーサル。本番2回。

JRタワー展望室で開催された『そらのコンサート』ではピアノトリオの小品、能登谷さん(ヴァイオリン)の自作曲などを演奏しました。

翌日には、本番会場に移り念入りなリハーサルを。

本番までの2日間で、ぐっとメンデルスゾーンのチェロソナタへの理解が深まった気がします。
ピアニストの恩田佳奈ちゃんとは、実は初共演でした。でも、そこはさすが。彼女は室内楽にも慣れていて、リハーサルではほぼ音楽の内容のことを具体的に話すだけで合わせることへの負担は一切感じませんでした。

バタバタしているうちにあっという間の本番となりましたが、しっかりとリハーサルで詰めることができた分、本番ではとても楽しく演奏できました。

今回の企画は、ヴァイオリンの能登谷安紀子さんとのユニット《ヴィルトゥローズ》で主催するサロンコンサートの第4回目になります。いずれ実現したいと思っていたピアノを含むメンデルスゾーンの室内楽を演奏する回。ようやく叶いました。

メンデルスゾーンはピアノの名手だったためか、ピアノパートが格段に難しいです。
でも、ピアニストがメンデルスゾーンの意図を深く理解して、音楽とテクニックの両面でしっかりとした土台を作ってくれると本当に作品が輝くのです。

忙しいなか、ゲストとして来札して素晴らしい演奏をしてくださった恩田さんにはとても感謝しています。ご来場くださったお客さまもみなさま喜んでくださったようで、彼女のCDは飛ぶように売れていました。嬉しいですね。

今後また札幌にお招きすることができればと思っております。
ご来場くださった方々、共演者、このコンサートのために一生懸命働いてくれたスタッフのみなさん、そして奥井理ギャラリーのご夫妻に感謝申し上げます。

 

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